ハロウィンについて

 皆さん、お久しぶりです。梅村和泉です。
月曜日にひったくりに遭い、木曜日に中高生が起こした火事により夜中一酸化炭素から避難する事態になり、流石にブログを書く気力が無かったので書きませんでした。(※申し訳ないです。)

 さて、本日はハロウィンについて書いていきたいと思います。

 近年、ハロウィンは仮装して楽しむお祭りの様になってきておりますが、本当は古代アイルランドに住んでいたケルト人(※シャーマンキングを読んだ事ある人はわかるかも)の1年の終わりが10月31日で、日本でいう12月31日、中国の方でいう2月28日ですね。

 この1年の終わりにあたります夜は秋の終わりを意味し、冬の始まりという事で死者の霊が家族の元を訪ねてくると考えられております。

 この部分は日本でいうお盆と近いですね。

 この死者の魂は日本ではそのままの姿や若い時の容姿、悪霊化等ありますが、このケルト人の考えでは死者の魂は幽霊・妖精(※ゲームでいうところのピクシーみたいなもの)、悪魔等に姿を変えており、彼等が家族や1族の元に帰宅した時に機嫌を損ねないように食べ物や飲み物を用意しておく伝統的な行事なのです。

 で、日本では好きなキャラクターとか魔女、ドラキュラ等にコスプレして楽しんでおりますが、あくまでもケルト人のハロウィンは子供を敢えて怖い姿にさせ、御先祖様たちに悪さをさせない様にと保護の為の仮装的な意味合いが強いです。

 ここからこの儀式をキリスト教カトリック系が異教の祭りを潰す目的で取り込んだのか、なんか楽しそうだなと思って取り込んだのかわかりませんが現在のハロウィンが始まりました。

 ちなみにこのキリスト教のハロウィンにはいくつかルールが決められており、スコットランドだけ蕪(カブ)の1種であるルタバカを使用するのですが、カボチャをくりぬいて蝋燭を立てたジャック・オー・ランタンを制作し、魔女や幽霊の格好をして『トゥリック・オア・トゥリート』と言ってお菓子をもらうか悪戯するかです。

 ただし、この時に訪ねて良いのは玄関のライトを付けており、またハロウィンの飾りつけをしている家のみです。

 ですので、あんな渋谷や道頓堀、栄で馬鹿みたいに騒いで街にゴミをポイ捨てしたり、トラックを横転させたり、暴れ回って警察に厄介になるお祭りではありません。

 まぁ、他にも海外で愛知県の難関高校旭丘高校の当時高校2年生の子が、留学先のアメリカで訪問する家を間違え、また『フリーズ』と『プリーズ』の聞き間違えをし、44マグナムで撃たれるという事件もありましたが、昨日の韓国の件もそうですが異文化の環境だと命を落としかねない様に祭りになっているので、元々ケルト人が御先祖様を向かい入れる為の祭りが何故そうなったんだと私は思っております。

 本日、帰宅時電車内でコスプレをした人がたくさんいて、違う駅から乗る事にしたのですが今現在ニュースではコロナ感染者が減ってきているとか言っておりますが、増えている傾向にある中よく昨日よりも多くの人がお店とか閉店しているのに集まるなと個人的には思っております。

 宗教的な行事を楽しいお祭りに替えてしまう日本ですが、私は少なくともこういう歴史的な行事である事をしっかりと覚えておきたいです。